なべさんのメモ帳

悩めるひよっこスクラムマスターの備忘録です。日々の悩みや工夫、学び、考えたことを書き留めていきます。

RSGT2021のふりかえり

今年もRSGT2021に参加することができました。

2021.scrumgatheringtokyo.org

セッションの内容に関しては、もしかしたらまた別でアウトプットするかもしれないですが、今回はそれ以外のところについて書いていこうと思います。

ちなみに前回のふりかえり記事はこちら!

nabless.hatenablog.com

挑戦について

今回、挑戦したかったこと

実は、前回RSGTのふりかえり記事でこのようなことを書いていました。

次は20名の方と繋がる(今回結構頑張って声掛けしてたつもりだったけど、もっとやれたよ自分!)

ふりかえり RSGT2020に参加して - なべさんのメモ帳

なぜそんなに繋がりを欲していたかというと、「勇気をもらえる」からだと思っています。

FORTEさんのaozora.fm ep69や、くろねこam ep3でも語ってたりするんですが、こういったイベントで得られる大切なものの一つに「仲間、横のつながり」があると感じています。

セッションの内容は当然めちゃくちゃ勉強になったり、現場に持ち込めるものがたくさんあります。

ただ、それらを現場で適用しようとしたり、もっと良くしていこうと思うと、壁にぶつかったり、迷うことがあると思います(というか僕はありました)。

そんなとき、僕が歩みを止めずに行動し続けることができたことの一つの要因として、外部で出会ったコミュニティや、同じ思いを持つ仲間の存在が大きくありました。(めちゃくちゃ感謝してます!!ありがとう!!!!)

ですので、今後も僕が歩みを止めないために、また、同じような境遇の人が壁にぶつかったり悩んだりしたとき、少しでも支えになれればいいなぁという思いで、横のつながりを増やしたいと思っていました。

何をやったか

現地で参加していたときは隣の席の方や懇親会などで自然とコミュニケーションができていたのですが、現在はコロナの影響でオンライン開催されることが多く、横のつながりを作りにくい状況になっているな…今後の課題だなと感じていました。

そこで、上記ツイートにあるように「初心者の館」というボイスチャンネルをDiscord上に勝手につくって、一人で参加して誰かが入って来てくれるのを待ってみることにしました。*1

結果、はじめましての方もチャンネルに入ってきてくれて話すことができ、全体からしたら少ないかもしれませんが、横のつながりを増やすことに貢献できたのではないかなと思っています。

何名かの方から、「なべさんのおかげで輪に入ることができた!」というコメントもいただけたので、個人的にチャレンジは大成功ということにしておこうと思います。よっしゃ!

マイキーワード

「人」と「共感」

スーパー個人的に、今年のRSGT2021は「人」と「共感」がキーワードでした。(ちなみに前回のRSGT2020は「組織」と「マネージャー」がマイキーワードだった)

それは、もしかしたら僕がいま興味を持っているから頻繁に目についただけかもしれないし、一番目に参加したkyon_mmさんのセッションに引きずられた部分もあるかもしれないし、期間中に僕が話した人が口にしたからそう思っただけという可能性もあるっちゃあります。

また、最近知人から「なべさんは物事を自分ごと化するスキルがすごい」とフィードバックをもらっていて、意識していたこともあるのかもしれません。

その上で、僕が多くのセッションに共通して感じた(と思ってる)のが、上記の2つというだけです。

みなさんのマイキーワードも興味があるので、もしよかったらどこかで機会があればお話させてください!

面白かったこと、意外だったこと

オンラインなのに「廊下」があって、いきいきしてた

Discordに「廊下」という名称のチャンネルがあって、現地の会場とオンライン参加者を繋ぐ役割を果たしていました。

また、廊下に人数が増えすぎたらいつの間にか他の「廊下」チャンネルが出来上がっていて、勝手にいい感じに盛り上がっていました。

これは、今回1,2を争う特徴的な出来事だったなぁと思っています。

ちなみに廊下について、詳しいことはこちらのnoteを見て貰えればわかりやすいと思います。

note.com

夜まで残ってる人が多い

コロナ以降、オンラインで開催されたイベントの内、参加者同士で交流する場があったイベントは「スクラムフェス大阪」「スクラムフェス三河」の2つに参加していましたが、本編終了後も残っている人は一部の限られた人だけだったように見えていました。(決して、無理して残らないといけないなんてことはありません)

もしかしたら単純にオンラインのイベントに慣れてきたということもあるかもですが、RSGT2021は、過去イチで多くの方、しかも普段お会いしたことの無い方がたくさん残って話されてる印象がありました。

履修科目に「アリ」が加わった

よく参加している勉強会では前々からアリが話題になっていたのですが、今回のRSGT2021の野中先生のクロージングキーノートによって、アリムーブメントが広く認知されて履修科目に追加されてきた感があります。

参考図書は、近いうちに読もうと思います!

参加者から自分に対してフィードバックがあった

普段の自分のふるまいや、RSGT2021でやったことに対して、ラフにフィードバックを頂けることがあり、有り難いなぁと思うのと同時に、面白い状況だなとも思っていました。

忘れないようにエゴサしてそれっぽいものを残しておきます(笑)

  • (夜中の雑談で)スベリ芸じゃない感じのピュアさ、芯の通った物腰の柔らかさ
  • (夜中の雑談で)なべさん、昨日ここに入ってきた時に声かけてくれて本当に嬉しかったです!
  • OSTで「スクラムマスターに必要なメタスキル」についてディスカッションしているとき)なべさんは全体的に忍耐強いイメージ。忍耐のグラデーションの付け方は私もとても知りたい!忍耐を構成する要素があまりわかっていない。。
  • (初参加の方同士で交流するためのチャンネルを作って待機していたのを受けて)なべさんが、参加者としてそういうチャンネル作ろうとしているのがチャット見てわかったので、「気軽な参加者同士の交流だ〜」と思えて、参加しやすかったです
  • OSTで「スクラムマスターはファシリテーションをどう学ぶべきか?」についてディスカッションしているとき)なべさんは雑談の時に丁寧にファシリをしているイメージ
セッションの実況についてディスカッションできた

これまで、イベントといったらつきものだった「Twitter実況」が、徐々にDiscordに移り変わっていることに対して、Twitter実況者の間で想いを語りあうことができたのは、なかなか面白い出来事でした(笑)

after day3

録画試聴会がゆる〜く開催された

Discord上で試聴会の募集がゆる〜くかかっていたので便乗!

雰囲気はこんな感じでした。

note.com

セッションに影響を受けて、1on1on1を即やってみた

長南さん、Akiさんのセッション「本当に大切なものは余白から生み出される。ゆるい1on1のススメ」の視聴後、その場で1on1on1が決まりました(早い!!)

翌日やってみた様子がこちらです。

 

ラフにふりかえってる

本当は、それぞれのセッション毎なり、一日単位でふりかえっていくのがベストだと思うのですが、まぁ継続的なペースで…ということで、全部終わったあとに、時間かけずにさっくり&強く印象に残ってる範囲でブログにしています。

エゴサしたり、当時のタイムラインをかる〜く見返したりしていますが、なかなか面白いので、おすすめです(笑)

つぎやりたいこと

本編終了後、有志で「知り合いを増やす」イベントをやってみる

本編終了後は「ボイスチャンネルで雑談する」以外の選択肢を持ち合わせていなかったのですが、知り合いを増やしたい人を募ってワークショップを決行してもいいじゃん!と閃いてしまったので、次回RSGT(もしくはオンラインのカンファレンスどこか)では、ゆる〜くそんな場を作ってみたいと思っています。

スクラムフェスあたりだとやれそうかな〜なんて思ったりしてます。

おしまい

ふりかえってみると、いい感じにギャザってるな〜と思いますね!

きっとこのあともRSGT2021は続いていくと思います。

day366が楽しみですね!

*1:day2には、「知り合いを増やす会-二次会」というチャンネル名にリネームしてもらってました。目的がわかりやすくなって良いカイゼンでした。